雪の思い出

akinoya

2009年01月26日 14:58

先週の土曜日、福岡でもたくさん雪が降りました。
市内は道路凍結まではいきませんでしたが、車や家の屋根は真っ白でした。
高速道路も通行止めになっていたので、山間部ではもっと真っ白だったことでしょう。
道路も凍結していたかもしれません。

今年は急に寒くなりましたが、ここ数年は暖冬傾向。
初雪も1月に入ってからという年もありました。
私が子どもの頃は、もっと気温も低く、雪ももっと降っていたように思います。

雪が降るとき、なぜか静かなように感じるのは気のせいでしょうか。
朝、なんか静かだなぁと思ってカーテンを開けてみると、なんと一面真っ白!…
という経験が何度かあります。

昼間でも雪がすごく降っているときは、車の音とか、人がドアを開ける音とか、
そういった音があまりしないようにも感じます。
寒いから外出が億劫になるのかもしれませんね。
雪が降って道路が凍結しているかもしれないから、
車で外出するのは危険ですし。

以前、大雪の中、家族で湯布院に行ったことがありました。
一面雪で真っ白で、道路はどんどん凍結していき、旅館に着けるのか?と不安がつのるばかり。
大雪に濡れながらのチェーン装着は大変でした…。
渋滞で時間は遅くなるし、山間部は暗くなるのが早いですから、
周りが真っ暗になって見えないのです。見えるのは、雪だけ。

ワイパーが除ける雪も凍りかけるので、動きが鈍く、
標識なんか雪で真っ白になってまったく見えません。
この標識は何?…とゆっくり止まって見ると、なんとそこは線路でびっくり!
焦ってその場を離れました。
タイヤもチェーンをしたのに、そのチェーンごと凍ってしまい、ずるずると滑っていくのです…。
道路には、私たちと同じような状態に陥り、方向感覚を失った車ばかり。
いつぶつかるかとハラハラしました。実際にぶつかったり、ひっくり返ったりしている車もありました。

結局、運よく、ぶつかることもなく、無事に旅館に着きました。
よく着いたものだなぁと、いまさらながら胸をなでおろします。
ついた後も、駐車場から旅館の玄関まで、みんなでスッテン、スッテンと転びながら歩きました(笑)。
そのあとしばらく腰が痛かったです…。

翌日ニュースを観ると、関東の方で、大雪で線路とわらかずに車を停めてしまった男性が、
列車に轢かれて亡くなったというではありませんか!家族みんなで身震いしました。
前日、私たちの車もしばらく線路に停まっていたんですから。
あの大雪の状態では、そんな事故も起こりうるなと思いました。
もしあの大雪の状態を知らなかったら、
「どうしてそんな線路なんかに?普通線路ってわかるやん!」
と、思っていたかもしれません…。

もう7、8年くらい前になるでしょうか。
いまでは懐かしい思い出です。
でも、もう雪の日にはドライブしません!(笑)

これからもしばらくは寒い時期が続きます。
みなさんも、雪が降ったら道路凍結などの情報に十分注意して、安全運転を心がけてくださいね。
もちろん、歩く際にもお気をつけて。

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